ビッグデータ

F社が管理するビッグデータに C社の社員がアクセスした F社がきちんと管理していなかったために C社の社員が F社のビッグデータを簡単に手に入れた C社は手に入れたビッグデータを使い データマイニング技術をフルに活用し 一人の候補の潜在的な有権者ベースを拡大し リーダーを選ぶ選挙の結果に影響を与えた F社が管理していたビッグデータが C社の社員の手に渡らなければ 違うリーダーが選ばれていたかもしれない ビッグデータを手にすれば 思いもよらないことができてしまう そんなことが証明されたわけだ F社がC社の社員にアクセスさせるために わざと管理を緩めていたとか いや C社の社員が不法にアクセスしたのだとか 真相は闇のなかに葬り去られた F社が悪いにせよ C社の社員が悪いにせよ F社がビッグデータを持っているという事実は変わらない F社がそれを使えば同じことができる C社でないG社がアクセスしても P社がアクセスしても M社がアクセスしても 同じことができる 一企業がビッグデータを持っている 一企業はビッグデータを使って 社会を変えることができる それがあたりまえだというのか そんなことが許されていいのか